これらの警告マークは、ゲーム内でパフォーマンスが低下していることを教えてくれます。その表示に注意しておきましょう。
以下に表示されている警告を探し、「詳細を見る」をクリックして内容と意味を確認します。
これは運営側での問題です。サーバーパフォーマンスがオレンジ色で表示されている場合は、運営側に問題の発生が通知されています。赤に至った場合は、運営側で問題のあるサーバーを特定して置き換えるか、サーバーを再起動するまでの間、プレイヤー側で切断が発生する可能性があります。
プレイヤー側から送られた情報が途中で失われて不完全になっていることを意味します。
2~4%のパケットロスからオレンジ色の警告が表示され、5%以上になると赤色になります。パケットロスが表示される状況は、多くのプレイヤーで入力に対する反応の遅れを感じる状況です。(多くは情報がサーバーに届かないことで)キー入力やボタン使用がゲーム内で正しく反映されません。
ゲームでのパケットロスは、ビデオストリーミングやインターネットブラウジングの時より影響が大きくなります。これは、ゲームではパケットロスを補うキャッシングやバッファリングが存在しないためです。
どうすれば直せますか?
ワイヤレス接続で通信の障害があるとパケットロスが発生することがあります。集合住宅に住んでいてワイヤレスチャンネルが混雑している場合や、近くにワイヤレス信号に干渉する何か(電子レンジやスマートデバイス)がある場合が考えられます。
有線接続のパケットロスでは、利用しているインターネットサービスプロバイダー(ISP)やそこからインターネット通信の経路となっているパートナーISPで問題が起きていることがよくあります。
サーバーへの接続で高レイテンシーが発生している場合、特に値が90ms以上の場合は、すべてのプレイにもたつきを感じます。オレンジ色の警告が表示されるケースです。レイテンシー(遅延)が200msを超える場合は、接続が切断されている可能性があり、警告が赤で表示されます。レイテンシーはサーバーとの距離の問題である可能性があります。接続しているサーバーと住んでいる場所が近い場合は、接続に問題がある可能性があります。
サーバーとの接続状態に揺れがある状況です。不安定な接続の大きな指標になります。
オレンジ色の警告が表示されている場合は、レイテンシーに8~19msのばらつきがあり、20ms以上になると色が赤に変わります。レイテンシーの変動が大きいと、ゲームの動作が一定せず、ストレスを感じることになります。ラバーバンド現象や、突然の反応の遅れ、明らかに不安定なゲームの挙動にまつわるその他の問題に遭遇する可能性があります。
このマークは、ゲーム中、グラフィック面でシステムの処理が追いついていない場合に表示されます。
オレンジ色の警告が表示される場合は、スムーズなゲームプレイの為にグラフィック設定を下げることをお勧めします。
赤色は、現在の設定がゲームプレイに重大な悪影響を及ぼしていることを意味します。
時には低FPSも「ラグ」と呼ばれますが、ほとんどの場合、これは接続とは無関係です。画面上で数多くのアクションやエフェクトが進行していると、必要動作環境ギリギリのシステムではすべてをレンダリングすることができず、ゲームをプレイしているというより、コマ送りのスライドショーを見ているような状態になる場合があります。システムに負荷がかかり、必要とされる1秒間あたりのフレーム数(FPS)の処理が追い付かない場合に発生します。
Frostbiteエンジンはお使いのメインプロセッサ(CPU)とグラフィックカードのプロセッサ(GPU)に依存します。また、画像をレンダリングする際にはグラフィックカードの専用メモリ(VRAM)も使用します。
GPUまたはCPUが推奨スペックを下回っている場合は、特に低フレームレートの問題を感じる可能性があります。
どうすれば直せますか?
この問題を回避するためには、ビデオ設定の一部を下げてみましょう。ゲームの見た目は落ちたとしても、はるかにスムーズにプレイできるようになるはずです。
DirectXレイトレーシング(DXR)をゲーム内で有効にしている場合は、DXRを有効にした場合のゲーム内でのグラフィックパフォーマンスへの影響を解説したこちらの記事をご覧ください。
リフレッシュレートの警告は、主にゲーム内のリフレッシュレートをサーバーでの設定値以外に制限している場合に表示されます(例:120hzのサーバーでプレイしていて、上限を60hzに設定している場合)。
どうすれば直せますか?
お使いのディスプレイの対応可能な値近くにリフレッシュレートを上げることで、Vsync(垂直同期)無効化時により鮮明で乱れのない画像をご利用いただけます。
マイクロスタッター(時々ゲームの動作が飛んだり、ひっかかったりするような現象)は、DirectXの問題である場合もあります。
理想的には、グラフィックカードが「Battlefield V」を適切に実行するにはDirectX 11.1をサポートしている必要があります。
Direct X 12を使用していて、このようなスタッターが発生する場合は、ゲーム内のビデオ設定で、Direct X 12をオフにしてから、ゲームを再起動してください。
それでも問題が解決しない場合は、お使いのグラフィックカードに若干負荷をかけすぎている可能性があるため、画面の解像度を下げることをお試しください。
マイクロスタッターはドライバーが原因となっている場合もあり、ドライバーが競合していたり、グラフィックカードの最新ドライバーが「Battlefield V」との組み合わせで上手く機能していない可能性もあります。グラフィックドライバーのクリーン再インストールを試しても改善しない場合は、問題が修正された新しいドライバーのリリースを待つ必要があるかもしれません。
ラバーバンディング(これはプレイヤーのキャラクターがゴムを付けられているように、走り出してからすぐスタート位置に戻ってしまう現象)は、一般に接続の問題(高レイテンシーや接続が極めて不安定だったり、突発的に悪化したりする場合)が原因です。
ですが、もしゲーム内のまったく同じエリアで常に発生しているなら、ジオメトリや地形が問題になっている可能性があるので、バグを報告するのがよいでしょう。
接続品質の真の指標となるのは速度ではなく安定性です。
安定していて、頻繁に速度が低下せず(レイテンシー)、データが失われることなく(パケットロス)、速度が急激に上下することがない(ジッター)接続を利用するのがいいでしょう。これらのいずれかに問題があれば、切断やタイムアウト、ゲームプレイのフラストレーションの原因となる可能性があります。
これはPingテスト(ping-test.net※など)を実行して、最小と最大の結果を確認すれば検証可能です。これら2つの間に大きな差があるなら、接続にジッターが発生していることになります。これを修正するには、お使いのISPに問い合わせる必要があります。
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ここで取り上げられていない問題については、お使いのISPにお問い合わせいただくのが一番です。